ハンターハンター考察・ハンター協会の正体を考察⑤

ハンターハンター考察・ハンター協会の正体を考察⑤

ハンター協会とは「情報部」「特殊部隊」なのか?

ハンター協会を語る上で、いまひとつ見えてこないのは、世界におけるハンター協会の「位置づけ」ではないでしょうか。

現在のところ、ハンター協会について明らかになっているのは、せいぜいこの程度の情報かと思います。

  • 現在の会長はチードルで14代目(12代目はネテロ、13代目はパリストン)
  • 所属するハンターの総数は635名
  • ハンター試験は288期まで開催されている(現在は年1回開催)
  • 協会の本部はスワルダニシティーの存在
  • 会長の下に副会長、幹部会、審査部などの役職や部門が存在
  • 新規のハンターを選抜するため、ハンター試験審査委員会がある
  • 協会所属のハンターは「ハンター十ヶ条」に基づいて活動する

そのほか、確定情報ではありませんが、日本における組織名称のルールと照らし合わせレバ、「協会」と名前がついている以上、表向きは営利団体ではないと考えられます。
また、「協会」というのは通常、ある目的のため会員同士の協力で設立・運営される組織を指します。
ですからハンター協会も、立場的にはどこか1国の政府機関ではなく、建前上は民間団体である可能性が高いといえます。

そして、ハンター協会の世界における位置づけを考えるのにもうひとつ有効なアプローチとなるのが、国家や政府との関わり方です。
たとえばキメラ=アント編でネテロが蟻の王メルエムに敗北必至の絶望的な戦いを挑む際、ネテロは過去をこう回想しています。

「絶対に蟻は 根絶やしにして 批判は全て H(ハンター)協会がかぶれということですな」

このセリフは、ネテロがキメラ=アントの駆除を依頼された際にこぼした言葉です。
ネテロに依頼した人物の素性は一切語られていませんが、多くの念能力者を擁し、実質的な武力も持つハンター協会に命令ができる立場なのですから、可能な人物は限られます。

おそらくは国家級の権力者、あるいはその上……『HUNTER×HUNTER』の世界全体を統括する国家連合的な勢力……そうした組織の大幹部たちではないかと思われます。

加えて、ハンターは合格時に取得できるライセンスによって、主に世界やネットへのアクセスに強力な権限を持つことが許されています。
中でも特に「民間人立入禁止国の90%までを出入りできる」という権限があることに着目しましょう。
明らかに権限の範囲が1国内ではなく、世界中に及んでいます。

つまりこのことから、ハンター協会は国際的な権力機関と極めて近い、あるいはそうした機関が直接運営する下部組織である可能性が高いといえるのです。

こうした仮説を裏付けるように、340話では『HUNTER×HUNTER』の世界にある近代5大陸(V5)を共同統括する「近代5大陸(V5)」という組織が登場しました。

V5はハンター協会の新会長となったチードルにビヨンド討伐令を出していますので、ネテロにキメラ=アント討伐を依頼したのも、近代5大陸(V5)ではないかと考えられるでしょう。

こうした性質を踏まえて、現実世界にハンター協会に近い組織が存在するかどうかを考えると…まずは「国連軍」が思い浮かぶのではないでしょうか。

現実世界の国連に相当する近代5大陸(V5)の依頼で動く「軍」……ハンター協会をそう捉えれば、似ているといえるかもしれません。

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しかしながらハンター協会は純粋な軍事組織ではありませんし、「国連軍」もまた、実際に召集されたことが一度もない組織です。
(1950年の朝鮮戦争の際にアメリカが招集したのは、あくまで「多国籍軍」であり、正規の国連軍ではありません。)

国連軍が違うとすると、次に似ているかもしれないのは「ICPO」、つまり国際刑事警察機構です。

しかしながら、ICPOは名称の通り「警察」ですので、広い意味での探索や調査に活動の力点を置くハンター協会とはそもそもの活動理念が異なります。

また、ICPOは実際にのところ世界各国の警察の互助組織です。
その役割は主に国際的な犯罪情報の共有であり、ICPO自体は独自の捜査権や犯罪者の身柄拘束権を有していません。

また、そもそも国連などの下部組織でもないのです。

つまりICPOには『ルパン三世』の銭形警部のように世界各地で犯罪捜査を行う「国際捜査官」はおらず、またそうした活動を行う組織でもないということです。

これらの点から、ハンター協会と立ち位置や役割が完全に同じといえる組織は、おそらく現実世界に存在しないと考えられます。

そのほか、活動内容という意味でハンター協会と似ているのは、各国の「対外情報部」かもしれません。

いわゆるCAI(アメリカ)や旧KGB(旧ソ連)、MI6(イギリス)、モサッド(イスラエル)といった組織は、それぞれ国益の拡大や防衛を目的とし、世界中にエージェントを配してライバル国の調査や分析といった情報活動を行っています。

あとは、念能力を有するハンターと同様にメンバーがここに武力を有し、世界各国で先頭を含めた独自の活動を行うという意味で、アメリカの特殊作戦軍(陸海空軍、海兵隊の特殊部隊を統括する統合軍)はハンター協会に近い組織かもしれません。

ちなみに「特殊部隊」にも目的に応じてさまざまな性格があります。
いわゆるSWAT(スワット)のような警察の強化版でもある「対テロ特殊部隊」から、戦争時に敵陣奥深くまで侵入して陣地確保や後方撹乱を行う部隊までいろいろですが。ここでは後者の意味合いを指すと考えてください。

このように現実世界の類似組織と比べると、ハンター協会が極めて特殊で、なおかつ特殊部隊や情報部にも似た強力な権限を持つ組織であることがわかると思います。

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※ 本ページの情報は2020年5月時点のものです。

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