ハンターハンター考察・ハンター協会の正体を考察①

ハンターハンター考察・ハンター協会の正体を考察①

ジンが継ぐと誓った「ネテロ会長の遺志」とは?

キメラ=アントとの決戦に先立って、ハンター協会の会長を辞したネテロ。
彼はキメラ=アントとの決戦で自らが死ぬことを予期しており、残ったハンターたちへのメッセージとしてDVDを残し、秘書のビーンズに預けていました。

その内容は自らの辞意表明と、次の会長を決める方法の提示です。
ネテロは、
「次期会長は」「選挙で 決める事」
とだけ条件を出し、その他については、自らが見込んだとされる「ハンター十二支ん」に任せました。

なお、340話でDVDがもう1枚出登場しましたが、こちらについてはまだ内容が明かされておあらず、今後の本編における解明が待たれるところですので、本ブログでは触れません。

さて、十二支んのメンバーたちは作中において、誰もが大小の差はあれ前会長のネテロを信頼し、またネテロに憧れていたようです。
十二支んを特徴づけるのは、メンバーに与えられた「申(さる)」「酉(とり)」「戌(いぬ)」など十二支のコードネーム。
ジンと副会長のパリストンを除くメンバー全員が、コードネームの示す動物の姿に沿った外見をしています。

そんな十二支んの中でも、特にネテロの遺志を色濃く継いでいると思われるのは、ゴンの父でもあるジン、そしてパリストンのようです。

ジンはネテロの一番近くで働いていた秘書のビーンズから
「ジンさんが 会長を継いで くれるなら…!!」
といわれていますし、パリストンに関しては選挙戦に際してジン自ら
「今残ってる4人で 前会長(ネテロ)の意思を 継いでるのはパリストン だけだ」
と評しています。

ところが、作中では「前会長(ネテロ)の意思」というキーワードと、それを継いでいると目される人物への言及だけ進んでいて、肝心な「ネテロの遺志」がどのようなものであったのかについては、ほとんど明らかにされていないのです。

結局、「ネテロの遺志」とは何なのか?

ここでは会長職こそ継がないものの、ネテロの真意を理解し、また継ごうと決意しているジンの足跡や言動を追うことで、謎の多い「ネテロの遺志」を読み解こうと思います。

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「オレが継ぐのは 会長(ジジイ)の遺志 だけだ」「面倒くせーのはお断りだな」

まず、ジンが発したこのセリフには、書いてあるそのままの意味の他に、少なくとも2つは意味があると考えてよさそうです。

第一に、ジンはネテロの遺志を極めて正確に把握しているということ。
第二に、ジンがハンンター協会の会長職を継がないことも、ネテロの遺志だ……ということです。

上記をなぜ言い切れるのか?
その秘密は30巻318話に掲載された、ネテロの生前のメッセージにあります。
ネテロは次の会長をハンター全員の選挙によって決めるよう十二支んのメンバーに指示しました。

そして、このメッセージ内容に十二支んが従ったということは……裏を返せば、ネテロは本来、次の会長を直接指名して決められるだけの絶対的な権限を持っていたとわかります。

何しろ「選挙を行え」という面倒な命令にすら誰も文句を言わないのですから、当然、ネテロが「次の会長は○○ね」と遺言を残していれば、それだけで次の会長はスンナリ決まるはずだったということです。

つまりジンとパリストン……ネテロ前会長の遺志をもっとも受け継いでいると考えられる2人は、次の会長を選挙で決めろといわれたその時点で、「別にジンやパリストンが会長を継がなくてもいい」というネテロの遺志を受け取ったと考えられるのではないでしょうか。
またネテロは地味に
「達成 難度は『D』って とこかの」
ともいっています。
「D」という達成難度がどの程度で、難しいのか、簡単なのかも明らかになっていませんが、ジンやパリストンはその難度から、わざわざ自分たちが本気で会長を引き受ける必要はないと解釈した可能性もあるでしょう。

ジンはネテロの死後すみやかに次の会長選へ思いをはせ、選挙方法がくじ引きになることを正確に予想しています。
一方、物語には描かれていませんが、おそらくはパリストンも同じように、ネテロの死を受けて、今後の協会内での立ち回りを深く考えていたでしょう。
この2人なら、ネテロのメッセージを深読みすることなど容易なはずです。

以上、前置きが長くなりましたが、少なくともジンとパリストンにはネテロの遺志を正確に読み取れるだけの能力があり、それぞれが独自の解釈でネテロの遺志を受け継いでいるのではないかと考えられます。
……その前提を踏まえた上で、いよいよ本題である『ネテロの遺志とは何か?』というところに迫りましょう。

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ネテロの遺志は『HUNTER×HUNTER』作中のどこから読み取れるのか。
それはズバリ、ジンとパリストン……2人の大物ハンターの「共通点」から読み取ることができるはずです。

まずは2人の性格的な共通点からいきましょう。
ジンとパリストンに共通するのは、物事について、目指す結果よりも過程そのものを楽しむという視点、価値観です。

「オレが ほしいものは 今も昔も 変わらない」「目の前にない『何か』だ」

ジンは再開したゴンを相手に、世界樹の上でこう語りました。
しかし同時に、本当に必要なもの……仲間との絆や過程の楽しさは、常にその「何か」よりも先に手に入ってしまうという話もしています。
これらの言葉の意味を突き詰めると、やはりジンのセリフですが、
「道中 楽しみたい」「それだけさ」
という言葉になると思います。

では、パリストンはどうでしょうか。

パリストンは自ら自分を語ることが少ないですし、また発する言葉がほとんど本音ではないという特殊なキャラクターです。
しかしながら、パリストンがライバルと目すジンや十二支んのチードルが、パリストンの人物についてそれぞれ述べています。

「アイツは ただ楽しみ たいんだ」「オレや会長(ネテロ)と いっしょだよ …ま オレは 飽きっぽいけどな」

「まるで邪魔や 障害を楽しんで いる節さえある ……」「そんなとこだけ ネテロ会長に 似てる… それが とても嫌…!!」

そして、なかなか本音をいわないパリストンが、選挙戦の終了直後、会長職を辞してしまった際の発言がこちら。

「…… ボクはね」「会長になりたくて 副会長を 引き受けたんじゃ ない」「会長のジャマがしたかっただけ…」「ネテロさんはね ボクが面白い 茶々を入れると 本当に嬉しそうに 困ってた…」「もっと  会長と」「遊びた かったなァ …」

ジンもパリストンも、ただ「何か」を追い求めることが好きであり、また達成が困難であればあるほど燃えてくる……こういった性格面での共通点があります。

そして、ジンとパリストンが現在とっている「行動」の共通点は、いうまでもなく「2人とも暗黒大陸を目指している」ということです。
ジンは暗黒大陸へ行くための条件クリアを目指しています。
パリストンは暗黒大陸をこれから目指すというビヨンド=ネテロの一行の中にその顔があり、これからビヨンドの旅に同行するものと思われます。

何より、ジンとパリストンは暗黒大陸を目指すためなのか、その理由こそ不明なものの、会長選挙後に十二支んを脱退しています。

2人が十二支んを脱退してまで継ごうとしているネテロ前会長の遺志……それは「協会運営などは第2線のメンバーに任せ、行ける者は暗黒大陸に向かえ!」なのではないでしょうか。

まだ仮説に過ぎない状態ではありますが、ハンター協会の新会長にはチードルが収まり、ジンやパリストンといった実力派(?)は暗黒大陸を目指しているのだと考えると、この仮説の辻褄も一応は合っているように思えます。

この先、暗黒大陸に何が待ち受けているのかはわかりませんが、きっと、今までの冒険がすべて序章だったと思えるほどの壮大な何かがあるのではないでしょうか。

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※ 本ページの情報は2020年5月時点のものです。

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