ハンターハンター考察・新たな冒険の舞台!暗黒大陸の正体を考察⑦

ハンターハンター考察・新たな冒険の舞台!暗黒大陸の正体を考察⑦

なぜ人は未開の地を目指すのか?

「オレが ほしいのは 今も昔も 変わらない」
「目の前にない 『何か』だ」

と、人類世界の外側、暗黒大陸を目指す理由を語るジン。

また
「道中 楽しみたい」
という言葉や、ルルカ遺跡の調査、修繕のエピソードを話したあとの
「道草を 楽しめ」「大いにな」「ほしいものより大切なものが きっとそっちに ころがっている」
といったセリフから、ジンがハンターとして求めているものがうかがえます。

ジンは自分の価値観をゴンに伝えたのです。
ジンにとって暗黒大陸へ向かうことがすべてではなく、そこに至るまでの過程こそが大事なのだということが、これらのセリフからわかります。

一方、ビヨンドの夢は全世界に向けて演説をしていることからもわかるように、ジンとは違い暗黒大陸に渡ることそのものです。

「好き勝手に 堂々と!!!」「未踏を舐る!!!」
ことを目的にしています。

また、ビヨンドは演説の中で「挑戦」という表現を2度も使い、暗黒大陸を「新天地」と呼んでいます。

「神話を読み解き 移籍を巡れば」「太古の昔 我々の祖先が 大陸から渡来した 事は明白!!」
という発言から、暗黒大陸は少なくとも太古の昔人類が暮らせる土地だったと考えられます。

先に考察した「資格」は、あくまで現在、暗黒大陸へ渡る時に必要なもので、条件さえ整えば、人類は暗黒大陸で暮らすことができるのかもしれません。

ビヨンドのバックには、新興国家であるカキン国がいます。
「人類最大禁忌(タブー)の 絶対不可侵領域の地……」
とされる暗黒大陸への挑戦は、近代5大陸(V5)からの妨害を含め、さまざまな危険をはらんでいるはずです。
しかし、
「すでに衰退しつつ ある過去の大国が 広めた迷信に 縛られるのは ナンセンスでホイ!!」
「今を!! 現在の世界を 牽引する 我々の様な 新興国こそが!!」
「新しい扉を!!!」

とカキン国は表明しました。

国家は個人であるハンターとは違い、目的に至るまでの過程を楽しみたい!
あるいはただ挑戦したい!
という理由では動かないものです。
危険を冒してでも挑戦するだけのメリットがあるはずです。

新興国としてカキン国に勢いがあることは、先のセリフからもうかがい知ることができます。
古今東西、こうした国の勢いは、自国の発展をうながすものです。

具体的には世界への影響力の拡大、産業の発展といったところでしょうか。
大航海時代、スペインやポルトガル、オランダ、イギリスなどの国々は、暗黒大陸と呼ばれたアフリカやアジアへ、香辛料を求めて次々に漕ぎ出していきました。

その結果、ヨーロッパの国々は、彼らにとって未開の地であるアフリカ、アジアの国々を植民地化し、自分たちの領土にすることで勢力を広げてきたのです。

カキン国の狙いは、まさしくここにあるのではないでしょうか?

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未開の地、暗黒大陸に進出し、そこに領土を広げていく。
340話のビヨンドの演説終了後に「新天地移住」というキーワードが出てきます。

単に未踏の地に向かうことと、そこで人が生活する「移住」とでは、規模はまったく異なります。
「移住」するのであれば、暗黒大陸と人間世界を行き来する「手段」を常設しなければならず、また「異人類」などの脅威から人類を守るシステムも必要です。

200年間、不可侵とされてきた土地に、大量の人々が暮らすためには、膨大な人的資源および経済的な資源が必要となります。

このように「新天地移住」は、あまりにも大変なことです。

しかし、同時にその見返りは大航海時代のヨーロッパ諸国同様、大きなもの。
カキン国の発言を見ると、近代5大陸(V5)は衰退しつつある大国の同盟なのかもしれませんが、200年前に結ばれた不可侵条約がいまだに有効であることを考えると、現在も世界の秩序を担う大組織であるに違いありません。

そんな中、新興国が「新天地移住」を成功させれば、世界をひっくり返すことにもつながるのではないでしょうか。

また、作中では一切触れられていませんが、たとえば人類が暮らす世界だけでは養いきれないほどに人口が増えてしまった。
あるいは私たちの世界のように、経済が行き詰まり、人々は倦怠感に包まれている……といったことも考えられます。

世界の行き詰まりを打破するための「新天地移住」なのかもしれません。

ビヨンドの演説への
「宣言からわずか 一時間でアイチューべの 再生回数が一億を 超えました」

「新天地移住への 問い合わせや申し込みも 10万回線フル稼働でも 追いつきません」
という反応からも、人類は決して良い状態に置かれていない、ということが推測できます。

だからこそ暗黒大陸は人類にとって、「フロンティア」なのです。

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今後の展開で、おそらく主人公ゴンは、暗黒大陸へ向かうことになると思われます。

しかしゴンには今のところ、ジンやビヨンドのように暗黒大陸へ行かなければならない理由はありません。

G・I(グリードアイランド)編までは父親のジンに会うことを、キメラ=アント編ではカイトを助けることが明確な目的でしたが、今のゴンにはそれがないのです。
ハンター試験以降、ゴンと行動をともにしてきたキルアには、アルカを守り、一緒に過ごすという目的ができました。

しかし、カイトの生存が確認され、またジンに会うという旅の目的も達成された現在、ゴンは次の行動に移る動機がありません。

人類が挑戦すべきものと喧伝されている暗黒大陸ですが、現在のところ、ゴンにとっては、ジンが追い求めている夢でしかないのです。

ハンターはハントする対象によって、肩書きが違ってきます。
31巻326話で登場する選挙候補者の肩書きを見ると、ジンは遺跡ハンター、モラウはシーハンター、ビスケことビスケット=クルーガーはストーンハンターとされています。
医者を目指し勉強中のレオリオはルーキーです。
ハント対象が決まっていないため、便宜的にそう呼ばれていると考えられます。
ゴンもまたルーキーと呼ばれるのでしょう。

ゴンが暗黒大陸へ向かう理由は何なのか?

それはゴンが何をハントするハンターなのか決定するとともに、決まると考えられます。
どのような肩書きになるのか、今から楽しみな謎です。

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※ 本ページの情報は2020年5月時点のものです。

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