ワンピース考察・鬼ヶ島は出雲大社の沖に!?2つの島を持つ隠岐の島を考察!

ワンピース考察・鬼ヶ島は出雲大社の沖に!?2つの島を持つ隠岐の島を考察!

”神”と崇められた天皇家と”鬼”と蔑まれた物部氏

続いては、桃太郎が目指した鬼ヶ島の考察をすることで、『ONE PIECE』における鬼ヶ島の予測もたててみましょう。
前述した岡山県の吉備津や、瀬戸内海の女木島など、日本には鬼ヶ島のモデルになったといわれる場所がいくつもあります。
そんな中、本サイトが鬼ヶ島の最有力地として見ているのは、数多くの神話が残る出雲の沿岸に浮かぶ”隠岐の島”です。

先ほど、桃太郎を天照大御神(あまてらすおおみかみ)に、鬼を須佐之男命(すさのおのみこと)に重ねた考察を紹介しましたが、前者を高天原の神(天津神)、後者を地上の神(国津神)という構図で捉え直すと、新たな可能性が見えてきます。

天津神の代表格である天照大御神を祀る神社といえば、最も有名なのは伊勢神宮です。
一方、国津神の代表格である大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る神社といえば、出雲大社が挙げられます。
伊勢神宮の祭神である天照大御神は天皇家の祖神とされていますが、その天皇家は”秦氏”という渡来人だったという説があります。
彼らは日本で徐々に勢力を拡大し、天皇家という地位を確立。
伊勢神宮をはじめ、日本の神社の元を作ったとされています。
秦氏がやってくる以前、日本の王家は”物部氏”でした。
しかし、天皇家の台頭によって地位を奪われた物部氏は没落の一途を辿り、ついには”神”と対局の存在として”鬼”というレッテルを貼られるようになったそうです。

これは数ある学説のひとつにすぎませんが、天津神である天照大御神を祀っている伊勢神宮が天皇家ゆかりの神社であるのに対し、国津神の代表格である大国主大神を祀っている出雲大社は、古来より日本で暮らしていた物部氏と関係の深い神社だといえます。
つまり、出雲大社は”鬼”と呼ばれた物部氏にとって神聖な場所であり、そこから海を隔てた位置にある隠岐の島こそが鬼ヶ島のモデルになった島だとは考えられないでしょうか。

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隠岐の島は出雲大社の御神体!?そこには赤鬼の島と青鬼の島があった?

物部氏とゆかりのある神社のひとつに奈良県の大神神社(おおみわじんじゃ)があります。
ここは、物部氏の祖である伊香色雄(いかがしこお)が疫病を収めるために大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を祀ったとされる神社で、三輪山を御神体としているため本殿がなく、拝殿のみが存在するという特徴があります。
このように古代日本の豪族だった物部氏ゆかりの神社には、山や木を御神体とし、本殿を持たないという特徴が多く見られます。
では、出雲大社の場合はどうでしょう。

現在の出雲大社は大社造という様式で建てられていますが、かつては巨大な柱の上に御殿が建てられ、そこに同じく巨大な柱の上に建造された階段がかかっていたと考えられています。
古代の建築技術を考えると、最大で50メートル近くあったという御殿は幾度となく倒壊したと推測されます。
そうだとすれば、こんなにも不安定な場所に御神体を祀っておくということは考えられません。
もしかすると、この建物は遠くに鎮座する御神体を拝むための拝殿だったのではないでしょうか。
その御神体こそが、出雲の沖合いに浮かぶ隠岐の島だったという可能性は十分に考えられるでしょう。

物部氏とゆかりのある出雲大社の御神体が隠岐の島だったとすれば、”鬼”と蔑まれた物部氏にとって、そこは特別な場所だったに違いありません。
こうした背景を根拠に、本サイトでは隠岐の島こそが鬼ヶ島のモデルになったのではないかと考えています。

この説をさらに確信に近づけてくれるのが、鬼という言葉の起源です。
もともと鬼は定まった姿を持っておらず、姿が見えないものとして認識されていたため、”隠”と呼ばれていました。
これが転じて”鬼”という言葉が生まれたのです。

ちなみに隠岐の島は、島根半島の北方約50キロの位置にある諸島で、その島郡は大きく”島前”と”島後”にわけられます。
このうち島前に南北線を、島後に東北線を引いて十字を作ると、そこを中心に南が島前、東が島後になります。
陰陽五行において南は朱雀、東は青龍の方角を定めていることを踏まえると、島前は赤鬼の島、島後は青鬼の島という風にも捉えられます。
尾田栄一郎先生が隠岐の島をモデルにしているかはわかりませんが、カイドウの拠点である鬼ヶ島も、隠岐の島のように2つに分かれているかもしれません。

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※ 本ページの情報は2020年5月時点のものです。

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