ワンピース考察・『ONE PIECE』に散りばめられた日本の昔話を考察!

ワンピース考察・『ONE PIECE』に散りばめられた日本の昔話を考察!

『ONE PIECE』の作中に見られる様々な昔話のモチーフ

『ONE PIECE』の作中には、世界各国の神話や伝承、おとぎ話などのモチーフが数多く投影されています。
中でも頻繁に描かれているのが、古代兵器の名前などに見られるギリシャ神話のモチーフと、宝樹アダムや方舟伝説に投影されたキリスト教のモチーフ、そして日本の昔話のモチーフです。

『ONE PIECE』と日本の昔話の接点として最初に思い起こされるのは、ドラム王国篇での描写です。
ドラム王国は年間を通して雪に囲まれた冬島にあり、色鮮やかな花々とは無縁の環境ですが、かつて桜を見たことで命を救われたという経験を持つDr.ヒルルクの研究により大切に桜の花を再現することに成功しました。

これは日本で古くから語り継がれている民話のひとつ『花咲か爺さん』を想起させる描写です。
同民話には、枯れ木に灰を撒くと満開の桜が咲いたという場面があり、尾田栄一郎先生はここから着想を得てDr.ヒルルクのシーンを描いたのだと考えられます。

同様に、魚人島のリュウグウ王国は、日本の昔話『浦島太郎』に登場する竜宮城をモチーフにしていると思われます。
名前や王宮のデザインだけではなく、亡くなった王妃の名がオトヒメであったことや、玉手箱の存在も、この考察を裏付ける要素になっています。
612話につけられた「助けたサメに連れられて」というタイトルも、浦島太郎を題材にした童話の一説である「助けたカメに連れられて」というフレーズのオマージュだったのでしょう。

この他にも、マサカリを担いで、バーソロミュー・くまを引き連れている戦桃丸は『金太郎』を、小さな針と糸を武器に戦うトンタッタ族のレオは『一寸法師』、竹馬を割ったら現れたというトンジットのエピソードは『竹取物語』をモチーフにしていると考えられます。

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お菊、お鶴、お玉の3人に投影された3つの日本昔話

引用:『ONE PIECE』第913話

日本をモデルとしたワノ国では、これまで以上にはっきりとしたかたちで昔話のモチーフが描かれることが予測されます。
まずは、すでに散りばめられているいくつかの事例を見てみましょう。
ワノ国篇で描かれている昔話のモチーフで最もわかりやすいのは、茶屋の看板娘であるお菊を口説いていた横綱・浦島です。
「「都」じゃ有名な横綱 ワノ国一のすもう取り」
として登場した浦島の名は、『浦島太郎』からの引用だと考えられます。
現在のところ、名前以外に共通点は見当たりませんが、今後なんらかのかたちで昔話とのリンクが描かれることになるかもしれません。

引用:『ONE PIECE』第913話

次に注目したいのは、追い剥ぎに襲われていたところをゾロに助けられたお鶴です。
お鶴は茶屋の店主として登場していますが、川の水を飲んでグッタリしているお玉を見て、
「医者ではなく… うちの「茶屋」へ…!!」
「川の毒によく効く”薬草”を煎じて飲むのが一番でございます 案内致します」

と進言。
さらには、命の恩人であるゾロに対して
「どうぞ ご恩返しに…!! 緑の御仁の手当てもぜひ…!!」
と申し出ていました。
この回のタイトルが「鶴の恩返し」であることからもわかるように、お鶴は昔話『鶴の恩返し』のモチーフが投影されたキャラクターだと考えられます。
お鶴が薬草を煎じている場面は描かれていませんが、機織りをしている姿を決して人に見せようとしなかった鶴のように、正体を隠しているという可能性もあり得るかもしれません。

引用:『ONE PIECE』第911話

ルフィがワノ国に上陸してすぐに出会ったお玉は、
「きーびーだんごっ」
という掛け声と共に頬から引きちぎった団子を食べさせることで、動物を手懐けるという能力の持ち主でした。
きびだんごで動物を仲間につけるといえば『桃太郎』の物語です。
お玉には桃太郎のモチーフが投影されているのでしょう。

このように、まだ始まったばかりのワノ国篇ですが、すでに複数の昔話のモチーフが確認できます。
将軍オロチと共にワノ国を支配するカイドウが鬼ヶ島に住んでいることを踏まえると、特に桃太郎のモチーフには重要な意味が込められていると考えられそうです。

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※ 本ページの情報は2020年5月時点のものです。

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