キングダムネタバレ・第645話「趙王の命」

キングダムネタバレ・第645話「趙王の命」

秦国包囲網

王翦(おうせん)軍は趙(ちょう)将・扈輒(こちょう)の防衛線を抜くべく広範囲に展開。

各軍が配置についた時、王翦は本営本陣に全将軍を呼び集めた。

王翦の配下である亜光(あこう)や倉央(そうおう)、田里弥(でんりみ)に加え、新たに将軍となった王賁(おうほん )、蒙恬(もうてん)、李信(りしん)の姿もあった。

王翦は防衛線を抜いてからの邯鄲(かんたん)攻略の作戦について口を開いた正にその時    

邯鄲に入っている密偵から急報が届く。

その場にいた将軍たちが李牧(りぼく)の処刑を報せるものだと思っている中、落ち着いた表情で王翦がいう。

「申せ…」

「ハ……そ、それが…昨日、邯鄲にて趙・悼襄王(とうじょうおう)が急死したと!!」

予想外の事態に困惑する将軍たち。

「一体どういうことだっ」

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李牧の解放

邯鄲では郭開(かくかい)派と李牧派が言い争いの騒ぎになっていた。

そんな中、埒が明かないと李牧派の人間を捕えるよう近衛兵に命令する郭開。

しかし近衛兵はその命令を拒否する。

「何を勘違いしている、郭開。我らはあくまでこの国の王に侍べる近衛兵だ。貴様の私兵ではないぞ!」

「そんなことは分かっておるわ!だが王は亡くなられた。今は宰相の儂の指示に従うべきであろうが」

「我らの仕える次の王はすでにいらっしゃる」

「……ま、まさか」

「ああ。間違いなく名君となりこの国をお救い下さる嘉(か)様だ!」

実権を手に入れた太子嘉は、その日のうちに地下牢に封じられていた賢人達を解放した。

いずれも悼襄王を諫めた罪で投獄されていた優秀な文官・有力者たちで、朝廷の根幹を務めるべき国士達である。

そしてもちろんこの男も    

「李牧様」

涙を流し李牧へと抱きつくカイネ。

「心配かけましたね、カイネ」

そこに嘉が現れる。

「李牧」

「太子様」

「話すべきことが多くあるが、ゆるりと語る刻(とき)はない……。まず今は何をすべきか言ってくれ」

「……は、まずは王都軍を動かすべきです」

「相分かった!」

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秦国軍の後退

王翦軍本営本陣では、次の趙王について話されていた。

「最悪なことに、前王と違って次期王の太子嘉って奴は、”名君の器”って噂以外伝わって来ちゃいないヤロォだ」

倉央がいった。

「趙の賢人たちは牢獄にいたり、太子嘉の時代を待って野に潜んでいるって噂もある。そいつら全員が表舞台に出てくることになりゃあ…」

「趙は生まれ変わる」

王翦の言葉に、李牧の復活だけでなくさらに趙軍の力が増すのかと李信が問いかけようとしたその時    

突然、趙軍の後ろに土煙が上がり始める。

「何だ敵陣の後ろに」

「あの気配は…援軍か?」

徐々に近づいてくる土煙と騎馬隊の駆ける音。

その様子を静かに見ていた王翦がようやく口を開く。

「あれは邯鄲王都軍だ」

これまで頑なに出て来なかった王都軍が大挙して動いてきたことに驚く蒙恬の横で、田里弥ら王翦軍の将軍たちは冷静に状況を読んでいる。

「早くも趙の新中枢は機能し出しているとみるべきか」

「間違いない」

「参ったねー」

そして思慮をめぐらせた王翦が静かに口を開く。

「練り直す」

「各将持ち場に戻り、第二線まで後退せよ」

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次期王・遷

邯鄲    

太子嘉が実権を握ったことで追い詰められた郭開は、騒ぎが収まるまで身を隠そうとしていた。

しかしそんな郭開の前に江姫(こうひ)と英(えい)書記官が現れる。

一方、嘉陣営は秦国軍との戦について、李牧を中心に今後の対応が話されていた。

そんな中、嘉の元へ郭開の所在がまだつかめていないとの報せが入る。

「人員を増やして必ず捉えよ。奴は悪臣の根だ。放っておいては害を成す」

嘉が指示を出したその時    

突然姿を見せた近衛兵たちによって包囲されてしまう。

「何のマネだ、貴様ら」

「王の衛兵とはいえ無礼であるぞ!」

そこに江姫や英書記長と共に郭開が姿を現した。

「次期趙王の名において命ず。近衛兵隊長燕蒙(えんもう)、その奸臣(かんしん)郭開を捕らえよ!」

しかし燕蒙は動かない。

「太子……も、申し訳ありません…。我々は…」

その様子を見て不敵な笑みを浮かべる郭開。

「おのれ郭開!燕蒙たちに何をした!」

「人聞きの悪い。何もしていませんよ、私どもは。”されたのは”悼襄王です」

困惑する嘉陣営を前に、英書記官が悼襄王の遺言が書かれた書簡を読み上げる。

「先王はこう残されました。第9代趙王悼襄王は次の王位を太子嘉
     ではなく、末子の遷(せん)様に継がせるものとする」

「史記趙世家(しきちょうせいか)」において著者・司馬遷(しばせん)は、悼襄王が太子嘉を排して行いの悪かった末子遷を王位に立てた事をこう評している。

『豈不謬哉』

「何と道を外したことか」と    

『キングダム』第645話 / おわり

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※ 本ページの情報は2020年5月時点のものです。

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